社会保険労務士試験の試験概要・受験資格・科目免除制度をわかりやすく解説

社会保険労務士(社労士)は、労働・社会保険に関する専門知識を活かし、企業の人事・労務管理や社会保険手続きなどをサポートする国家資格です。
社労士試験は毎年多くの受験者が挑戦する人気の国家資格ですが、受験するためには一定の受験資格が設けられています。また、実務経験によっては試験科目の一部免除制度もあります。
この記事では、社労士試験の概要や受験資格、科目免除制度についてわかりやすく解説します。
社会保険労務士試験の概要
社労士試験は、労働・社会保険に関する法令の専門知識と実務能力を問う国家資格試験です。
試験の概要は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
|---|---|
試験日 | 毎年8月第4日曜日 |
申込方法 | インターネット・郵送 |
申込期間 | 4月中旬~5月31日 |
受験手数料 | 15,000円 |
試験会場 | 全国19都道府県の試験地 |
合格発表 | 10月1日(予定) |
試験は午前・午後の二部構成となっており、
- 午前:選択式試験
- 午後:択一式試験
が実施されます。
なお、全受験生の得点が伸びない難易度の高い科目については、科目ごとの基準点が引き下げられる救済措置が実施される場合があります。
社労士試験の受験資格
社労士試験は誰でも受験できるわけではありません。次の3つのいずれかの条件を満たす必要があります。
① 学歴による受験資格
以下のような学歴がある場合、受験資格を得ることができます。
- 大学・短期大学・専門職大学・専門職短期大学・高等専門学校(5年制)卒業
- 大学で62単位以上を修得
- 専門学校卒業
- 厚生労働大臣が認めた学校卒業
- 各種学校卒業 など
② 実務経験による受験資格
一定期間の実務経験がある方も受験資格があります。
代表的な例として、
- 労働社会保険関係法令に関する実施事務に3年以上従事
- 公務員として行政事務に3年以上従事
- 社会保険労務士または弁護士の補助業務に3年以上従事
などが挙げられます。
③ 国家試験合格による受験資格
一定の国家試験に合格している場合も受験資格があります。
代表例として、
- 行政書士試験合格者
- 司法試験予備試験合格者
- 厚生労働大臣が認める国家試験合格者
などがあります。
科目免除制度について
社労士試験には、一定の実務経験を有する方を対象に、一部試験科目の免除制度があります。
主な対象者は以下のとおりです。
- 公務員として労働社会保険法令の施行事務に10年以上従事した方
- 厚生労働大臣が指定する団体の役員・従業者として15年以上従事した方
- 社会保険労務士または社会保険労務士法人の補助者として15年以上従事した方
- 日本年金機構や全国健康保険協会の役員・従業者として15年以上従事した方
なお、免除制度の詳細な要件や対象科目については、最新の試験案内や社会保険労務士試験オフィシャルサイトで確認しましょう。
受験前に受験資格を確認しよう
社労士試験は、受験資格を満たしていない場合は受験申込みができません。
特に、
- 学歴が対象となるか
- 実務経験の内容・年数を満たしているか
- 国家資格による受験資格があるか
を事前に確認しておくことが大切です。
また、実務経験が豊富な方は科目免除制度の対象となる可能性もあるため、忘れずに確認しておきましょう。
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